カーネギー Andrew Carnegie 2005 6 17
少し、アメリカ社会を心配しているのです。
カーネギーような人が減ってしまい、守銭奴のような人が増えていないか。
エリア Elijah 2004 3 2
アメリカに、カーネギーという人がいました。
「信託基金を設け、図書館、大学、研究所などを設ける。」
こういう人が、アメリカ発展の基礎を作ったのです。
カーネギーは、立身出世の典型的なヒーローでしょうが、
カーネギーには、キリスト教精神が生きていたと思います。
さて、資本主義から、キリスト教精神が抜け落ちると、どうなるか。
それは、お金の「収奪システム」となります。
「キリスト教精神のない資本主義」は、お金の「収奪システム」に過ぎないのです。
古代イスラエル王国では、
エリアは、何を警告していたのでしょうか。
それは、現代風に言えば、拝金主義や御利益信仰を警告していたのです。
多くの人が、創造主から離れていき、「バアル信仰」(バール信仰)に流れていったのです。
少し、心配をしているのです。
現代のアメリカが、古代イスラエル王国の末期と似ていないか。
古代イスラエル王国の最後は、どうなったでしょうか。
アメリカが、古代イスラエル王国と同じ運命とならないように祈ります。
書評 book review 2004 7 23
「アメリカ型社会は日本人を不幸にする」
著者 ビル・トッテン 出版社 大和書房
少し悲観的だと思います。
たとえば、こういう文章があります。
「こういう社会では、カネが唯一の価値観になる。
そんな大人の姿を見せておいて、
子供に『お金よりも大切なものがある』と教えたところで、
信じろという方に無理がある。」
確かに、アメリカは、こういう「拝金主義」のようなものがありますが、
アメリカ全体では、そうなっていません。
「拝金主義」は、アメリカの半分ぐらいでしょうか。
まだまだ、アメリカの良心は、健在だと思います。
しかし、問題なのは、こういうことです。
「帰国して、書店に行った時も、しばしば不愉快な気分を味わわされる。
再販制度をなくし、過当競争を招いたアメリカでは、
本は売れ筋のもの、つまり、暴力とセックスを扱うものが中心になってしまったからだ。
これでは、子供たちは、たまらない。」